FLARE VMの導入

今回、この環境を作る際に手間取ったのでまとめておく

環境は

VM ware (version 16.1.0?) にWindows 10

まずはインストール

githubからflarevmのインストール。cloneでもなんでも

github.com

これを適当な場所に保存する。

・Autorunsをインストール

docs.microsoft.com

これはWindowsのもろもろのセキュリティ保護をなくすために使う。

・chocolatelyのインストール

chocolatey.org

実際にやっていこう

install.ps1を実行させる前に、いろいろする。

まずは先程のAutoruns

windowsのリアルタイム保護をリセットする

設定 > 更新とセキュリティ > windowsセキュリティ > ウイルスと脅威の防止

> 設定の管理 > リアルタイム保護(これをオフにする)

 

・Autoruns64.exeの実行

管理者権限で実行 > Option > "Hide Empty Locations"以外のチェックを外す

> 検索欄に"Windows Defender"を入力 > "PolicyAgent"以外のチェックを外す

※これを実行すると、Microsoft Storeなどが利用できなくなるのでインストールしようと思っているものは予めしておくべき(この設定をもとに戻せば使える)。

再起動しましょう。

 

いよいよやっていきます。

Powershellの実行

管理者権限で実行します。

> Set-ExecutionPolicy Unrestricted
> . { iwr -useb http://boxstarter.org/bootstrapper.ps1 } | iex; get-boxstarter -Force

次に先程、flare-vmをおいた場所に移動します。install.ps1がある場所まで潜って

> .\install.ps1

この後、passwordを聞かれます。このpassはwindowsにログインする時に使用するものです。

install.ps1が実行されている間、何回か再起動されます。その際に自分で打たずにログインするために使われます。

ここからは長いです。とても長いです。いろいろエラーが出てたりしますが、基本大丈夫です。

...
type ENTER to exit:

これが出れば終わりです。enter押して、再起動しましょう。

再起動して背景が変わっていなければ、install.ps1が正常に動ききらなかったようです。

もう一度実行して下さい。すでにinstallされているものは飛ばされていきます。

 

最後にインストールしたやつのアップデートをします。

> cup all

 おわり

このwindowsはもうセキュリティ保護がないのですっぽんぽんです。危ないので、自宅などのネットには繋がないように、Host-onlyにしときましょう(特に解析する際は)