seccamp2022にチューターで参加した

セキュリティ・キャンプ2022(以降seccamp2022)にチューターとして参加させていただきました。

チューターになるまでの流れとチューターの感想とかを書きたいと思います。

はじめに

今年はSecHack365もしているのでかなり悩んでいました。ただ、チューター業務に全く興味がないわけではないのでどうしようかなという感じでした。

決め手になったのはコースなんですが、今年からかなり仕組み(中身)が変わっていてそれの影響か新設のコース(中身の授業も)が増えていました。その中でも開発コースではZ9トラックが新設されていました。

Z9トラックは"ファイルレスマルウェアの仕組みと検知エンジンの開発ゼミ"です。
自分は去年D2で受講していたのと、継続して開発を続けていたので一番貢献できそうだと思いました。このコースがあったというのもありましたが、現地にいけるというのが大きかったです。

チューターになる流れ

メール来ます。年齢制限は(下限が)あります。担当できるコースと、そこでできることとかスキルとかを書きます。あと、チューターするときLTがプラスでついてきます。

回答フォームを送ります。あとは待つだけです。時期は忘れましたが、基本的に受講生が決まったあとだった気がします。

結果通知が来ます。

Twitterにつぶやきます。倍率とかは知りません。

準備始めます。もろもろのサイト・ツールにアクセスします。

講義本番迎えます。

講義本番

開発コースということで、5日間でテーマを形にする必要があります。

Pythonで開発でした。気をつけていた(実践できたかは分からない)ことは下の感じ

  • 意見を押し付けるようなしゃべりかたはしない
  • 手を出しすぎない
  • かといって、聞きにくい雰囲気は出さない

同年代なので、しゃべりやすさは売りにしていきたい所。今回の開発では自分は1つもコーディングしていなくて、少し文法の説明や構成の上でのアドバイスはしたもののほぼ受講生が行った。

ここで、できる人あるあるの「できない詐欺」について書きたい。
開発する前に、プログラミングがどれくらいできるかを聞いているとみんな書けないといいましたが、

 Aさんの場合: class使ってめっちゃきれいにコード書く

 Bさんの場合: lambda使ってめっちゃきれいなコード書く

 Cさんの場合: 型分かんね〜とかいいながらめっちゃきれいなコード書く

 チューターの僕と言えば: アスキーアートを書く

あれ?

こんな感じで楽しく無事に開発することが出来ました。改めての講義・開発でしたが、ちょっと知ってしまった自分(悪い意味で視野が狭まった)では気づかない当たりを講師と受講生にボコボコにされて楽しかったです。

感想

ここまでで感想めっちゃ書いてる気しますが、1つだけ心残りがあります。もしこれを講師の方が見ちゃうと、こいつしつこいなーってなりそうなんですが

「現地行きたかったです」

詳しいことは知らないけれど、どっちでも良い -> オンラインの流れが悲しい。

チューターはいいです。講義が聞けます。うまい飯が食えます(食ってないけど)。セキュリティキャンプと関われます。

順当なセキュキャンパスで行くと、来年は講師!なんでしょうが自分は10年経ってもできそうにない。でも、精進はしていきたいですね。

最後になりますが、講師・受講生のみなさんありがとうございました。